AIO対策は無料でどこまでできる?5つの無料ツールと所要時間つき実行メニュー【2026】
公開日:2026年6月26日|更新日:2026年10月1日
「AIO対策に興味はあるけれど、いきなり費用はかけられない」——よくいただくご相談です。結論から言うと、現状把握と基本の整備までは、無料で終わります。この記事では、使うツール5つと、どれに何分かかるかを明記した1週間の実行メニューを示します。そのうえで、無料では届かない範囲と、費用をかけるべきタイミングも正直にお伝えします。
1週間の実行メニュー(所要時間つき)
全部で3〜4時間です。1日で終わらせる必要はありません。上から順にどうぞ。
| やること | 所要時間 | 効果 |
|---|---|---|
| ① AIに自社名を聞く | 5分 | 現状が分かる(最優先) |
| ② robots.txtの確認 | 5分 | 読まれない原因を除去 |
| ③ GBPの整備 | 1時間 | 地域業種なら効果大 |
| ④ Search Console・Bing登録 | 各30分 | インデックス状況の把握 |
| ⑤ 構造化データの検証 | 5分 | 入っているかが分かる |
| + 会社情報の表記統一 | 1時間 | 混同・誤認を防ぐ |
① 生成AI本体(最優先・5分)
もっとも手軽で、もっとも重要な無料ツールがAI本体です。ChatGPT・Gemini・Perplexityを新しいチャットで開き、次を質問します。
- 「<自社名>とはどんな会社ですか?」
- 「<地域>で<業種>のおすすめは?」
回答は要約せずそのまま保存してください。後で変化を比べるためです。
見るのは4点。登場するか/説明は正しいか/出典に自社サイトが入っているか/競合はどう紹介されているか。当社の調査では、この確認をしたことがある会社は1割未満でした。ここを見るだけで上位1割に入れます(詳しい手順)。
② robots.txtの確認(5分)
ブラウザのアドレス欄に 自社サイトのURL/robots.txt と入力して開くだけです。
表示されたテキストの中に、GPTBot・Google-Extended・PerplexityBot・ClaudeBot といった名前があり、その下が Disallow: / になっていないかを見ます。なっていれば、AIに読まれない設定です。
制作会社が「AI学習対策」として設定していた、というケースは珍しくありません。どれだけ良い情報を書いても届かないため、最初に潰すべき原因です。
③ Googleビジネスプロフィール(1時間)
店舗・地域ビジネスなら、無料でできることの中で効果が最大です。AIは地域の質問に答えるとき、地図やビジネスプロフィールの情報を強く参照します。
- 店名・住所・電話・営業時間・カテゴリを正確・最新に
- メニューやサービス、価格をテキストで登録する(画像だけでは読み取られにくい)
- 子連れ可、駐車場、個室など条件の属性を埋める
- 口コミに返信する
条件つきの質問で候補に入るための具体策は飲食・小売のAIO対策にまとめています。
④ Search Console・Bing Webmaster Tools(各30分)
Google Search Consoleでは、自社サイトが検索でどう見られているか、正しくインデックスされているかを確認できます。AIO対策では指名検索(社名)の推移を見るのが有効です。新しい記事の登録リクエストもここから行えます。
Bing Webmaster Toolsも登録してください。ChatGPTの検索やCopilotはBingの検索インデックスを参照することがあるため、Bing側に登録されているかがAIでの露出に関わります。Search Consoleからインポートできるので、登録自体は短時間で終わります。
⑤ リッチリザルトテスト(5分)
Googleの無料ツールです。「リッチリザルトテスト」で検索してツールを開き、自社URLを入力すると、構造化データが入っているか・正しく認識されるかが分かります。
「アイテムが検出されませんでした」と出れば、入っていません。何を入れるべきかは構造化データとは?(コピペ可のコードつき)で解説しています。
無料で届かない範囲
正直にお伝えします。無料ツールは現状把握と基本整備には十分ですが、次は難しい領域です。
- 原因の特定:「なぜ引用されないのか」をツールは教えてくれません。土台の問題か、内容の問題か、時間の問題かの切り分けには経験が要ります
- 優先順位づけ:やるべきことは無数にあります。どれから手をつけるかで成果の出方が変わります
- 構造化データの実装:検証は無料でできますが、設計と実装には知識が必要です
- 記事・FAQの設計:何を書くかの判断と、書き続ける時間がかかります
費用をかけるべきタイミング
判断は単純です。上の無料メニューを一通りやって、それでもAIに正しく説明されないとき。ここから先は、時間をかけるより相談したほうが早いことが多くなります。
逆に言えば、無料の範囲を試す前に依頼するのは、費用の使い方として効率的ではありません。当社も、ご相談の際はまず無料でできることをお伝えしています。料金の実額はAIO対策の費用で公開しています。
よくある質問
AIO対策は無料でどこまでできますか?
現状把握と基本の整備までは無料で完了できます。具体的には、AIに自社名を質問して現状を記録すること、robots.txtでAIクローラーを拒否していないかの確認、会社情報の表記統一、Googleビジネスプロフィールの整備、構造化データの検証です。一方、構造化データの実装、記事やFAQの設計、原因の特定と優先順位づけは、知識と時間が必要になります。
無料ツールだけで始める場合、どれくらい時間がかかりますか?
現状確認だけなら30分ほどです。Search ConsoleとBing Webmaster Toolsの登録、Googleビジネスプロフィールの整備まで含めると、合計で3〜4時間が目安になります。1日で終わらせる必要はなく、1週間に分けて進められます。
費用をかけるべきタイミングはいつですか?
無料でできることを一通り実行し、それでもAIに正しく説明されない場合です。原因の特定には経験が要るため、ここから先は時間をかけるより相談したほうが早いことが多くなります。逆に、無料の範囲を試す前に依頼するのは、費用の使い方として効率的ではありません。
どの無料ツールから始めるべきですか?
生成AI本体です。ChatGPT・Gemini・Perplexityに自社名を質問し、回答を保存してください。費用も登録も不要で5分で終わり、しかもここで判明した誤りや空白が、以降すべての作業の出発点になります。
無料のAIO診断ツールはありますか?
サイトの技術的な状態を点数化するツールは登場していますが、AIでの掲載状況までを正確に測れるものは限られます。当社のGoogleやChatGPTでの定点観測でも、AIによって結果が食い違うことを確認しています。自動判定を鵜呑みにせず、実際にAIへ質問して確かめることをおすすめします。
まとめ
AIO対策は、合計3〜4時間の無料作業で現状把握と基本整備まで進められます。順番は、①AIに自社名を聞く ②robots.txtの確認 ③GBPの整備 ④Search Console・Bing登録 ⑤構造化データの検証。特に①と②は合わせて10分で終わり、効果も大きい作業です。まずここまでやってみて、手が回らない部分だけ相談してください。自分でできる?プロに依頼すべき?やよくある質問もあわせてどうぞ。